楽しく介護してみた

フツーな主婦の介護記録

認知症

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ブログの題名は、ハッキリ言うと、私の願望です。

ある介護士さんが、励ましの言葉をかけてくださいました。

その一言で、目から鱗が落ちる思いがしたのです。

「介護を楽しみましょうね!」

えっ?

介護なんて苦痛や忍耐しか感じないんじゃないの?
『介護を楽しむ』なんて発想…まるっきり無かった~(*゜ロ゜)

いやいや、絶対に無理!
そんな事できるわけ無い!

我慢大会だと思えば、少し楽になるのかな?…

と、頭の中で自問自答を繰り返し、どうどう巡りしていましたが、笑顔で

「介護を楽しみましょうね!」

あっさりと言える介護士さんって、なんて凄くて立派な方なんだろう!と驚くばかりでした。


それから……

義母と同居してから約1年半以上が過ぎ……
やっと…笑い合える時間が増えてきたのです。

『介護生活』は、2006年に他界した実母から2度目という事になります。

『脊椎管狭窄症』を患って寝たきりになってしまった母の介護とは違い、体は健康ですが脳の萎縮等が起こる『認知症』の義母に翻弄される毎日を過ごしてきました。

実母の介護経験は全く役に立たず、新たな体験の連続なので、義母に学ばせて頂いてるのだと考えるようにしています。

それでも、30分前の事も忘れてしまうので、何度も同じ質問を繰り返されると、精神的に大きなストレスが溜まってしまいます。

一番厄介な事は、何度説明しても本人が忘れてしまうので、

「そんな事聞いてない!! 私は話して(説明して)もらっていない!! 私だけ、つんぼ桟敷(仲間はずれ)だ!!」

と怒り出す事です。

昨日も、

「もう家に帰る!!⚪⚪に電話して!!」

と、約40年前に亡くなってしまった(私達が結婚する前)弟に電話をかけるようにと怒り出して、本当に困ってしまいました。

仕方なく家の固定電話から私の携帯電話にかけて、

「どうぞ」

と、受話器を渡しました。

「誰も出ない…」

義母が不満そうにボソッと呟きました。

その通り!

私の携帯電話にかけているのだから
誰も出るわけありません!(心の声)

同居したての頃は、義母の家に電話をかけて、

「お義兄さんが入院しているから誰も出ないんですよ」

と、義母を納得させるための説明をしていましたが、

「⚪が入院したなんて知らない!! 誰からも聞いてない!! 何で教えてくれなかったの?!」

と、もっと怒らせて収集がつかなくなっていました。

今は、

「誰も出ませんね~」

と言って放っておきます。

「何で出ないのよ!!」

と怒られても、

「何ででしょうね~?」
「誰もいないみたいですね~」

こんな感じで受け流しています。

まだまだ全然『楽しんで』いませんが、σ(^◇^;)
それでも時々、私の受け狙いギャグや冗談で笑ってくれる事があって、つい嬉しくなってしまう場面が増えてきました。

そんな時は一瞬ですが、『幸せな気持ち』になります。

いつ怒り出すかと、ビクビクしながらご機嫌取りの話をするよりも、お互い笑い合える方が良いので、この頃は『どうしたら笑ってもらえるのか?』と考える毎日です。

認知症』が便利なところは、すぐ忘れてしまうので、同じ話をしても何回でも笑ってくれるところです。

レンタカーに乗って長時間移動した時、義母が不機嫌にならずにず~っと笑っていた『奇跡』のCDを発見しました!! (≧∇≦)b

全員が笑い、気持ちが穏やかになるとは思いませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。

こちらのYouTubeは、若干話の内容が違う所もありますが、義母に聞かせたらCD同様に最初から最後まで笑っていました。
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介護中でも、キレイでいたいですよね~😻